コールセンターの仕事大辞典
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自己PRってどう書けば良いのか悩みますよね。特に未経験の仕事の場合、アピールするべきポイントなどわからないことも多くなります。

とりあえず書いてみるも支離滅裂な文章になってしまったなんてことはないでしょうか?

そこで今回はコールセンターの自己PR・未経験はこう書くと題して「コールセンターの自己PRの書き方」について取り上げたいと思います。

自己PRの内容を考えるヒント

まずは自己PRの内容について抑えておくべきポイントを3つ紹介します。これらのポイントを整理し書く内容をまとめていきます。

  • アピール内容の絞り込み。
  • エピソードで補完する
  • コールセンターの仕事にどう活かせるか考える。

 

アピール内容を決める

自己PRを書くにあたっては自身のどういった点をアピールするかを最初に決めます。その際、まずはメインとなる内容を1つに絞り込んで下さい。

心情的には色んなことを書いておきたいと考えてしまいがちですが、あれもこれもと詰め込むと文章が冗長になったり内容がブレてしまい逆効果です。アピールポイントを1つに決めて掘り下げていく形式にすることで文章がまとまりやすくなります。

  • アピールポイントの盛り込み過ぎは禁止

 

エピソードで補完する

アピールポイントを書く際は「会話が好き、説明が得意」など主観的なことだけを書いても伝わりません。自己PRに説得力を持たせるには実際の場面でそれをどう活かしたのかというエピソードを用いて補完します。

実際の経験を引き合いに出すことで具体性と客観性が生まれるため、アピールポイントを効果的に伝えることが可能になります。

 

仕事にどう活かせるか考える

自己PRでは単にアピールポイントを記述するだけでは不十分です。そうした点が仕事にどう関わるかまで考える必要があります。

明確なビジョンを示すことはアピールポイントの仕事に対する理解や「やる気」も同時にアピールできます。

 

例文:アルバイト経験はあるがコールセンターは未経験という場合

私は人とコミュニケーションを取ることが得意です。以前勤めていた小売店のアルバイトでは目線や声量などお客様に応じた接客を心がけていました。そのかいあってか常連の方に名前を覚えてもらったり、店頭での対応にお礼を言われることが多くありました。こうした経験から真摯なコミュニケーションは信頼を生むと感じています。

コールセンターの仕事は電話越しではありますが同じように人と接する仕事です。顔が見えないからこそより問われるであろうコミュニケーション能力を活かし働きたいと考えています。

 

自己PRの書き方・注意する4つのポイント

次は書き方のポイントや注意点を挙げます。

結論から書く

自己PRでは文章の頭に結論を書くことをお薦めします。文章にインパクトを持たせる効果があり、読む側、つまり採用担当者の印象に残りやすいためです。

また予め結論を書いておけば、その結論に帰結させるように文章を書き進めれば良いため、闇雲に書くより書きやすく内容もブレにくくなります。

例文は参考に留める

インターネット上には多数の様々な例文が記載されています。中にはコピペや改変を許可しているところも多くありますが、それをそのまま用いるのはあまり望ましくありません。

あなたが良いと感じた例文は当然他の人もそう感じています。つまり似通った自己PRがすでに採用担当者の目に触れている可能性が高いのです。多少ぎこちなくても自分で書いた方が無難と言えるでしょう。

はっきりと書く

自己PRは自分の魅力、自分の売りを伝えるためのものですそのため曖昧に濁すとそれだけでマイナスになります。自分のできることは仮に自信がなくてもはっきりと書いておくことが重要です。

誇張し過ぎない

一方で誇張し過ぎないことも必要です、自己PRの内容は面接の場でも再度確認を受けます。その場での受け答えと書いてある内容に落差を感じさせてしまうと、せっかく書いた自己PRの説得力がなくなってしまいます。

求められる人物像を意識する

最後に未経験でも求められる人物像を採用担当者の目線から説明していきます。こうした点を念頭に置いて自己PRを書くことで自分をより魅力的に見せることができます。

やる気がある人やモチベーションの高い人

採用にあたっては、やる気がある人やモチベーションの高い人が優先されます。コールセンターの仕事は早期に辞めてしまうという人もそれなりに多いため、
まずは継続して働いてくれそうな人なのかという点が重要になります。そのためスキルや適性の前にやる気やモチベーションといった気持ちの部分がしっかりしている人が求められます。

忍耐力や向学心がある人

次に見るのは忍耐力や向学心といった適性の有無です。コールセンターを早期に辞めてしまう理由を見てみると、覚えることが多いため研修時点で脱落してしまうパターンや、クレーム対応などに嫌気が差して辞めてしまうというパターンが比較的多いのです。

そのため向学心があり研修に前向きに取り組んでくれる人や、忍耐力がありクレーム対応なども問題なくこなせる人が望まれるというわけです。

シフトに沢山入ってくれる人

コールセンターの仕事のメリットとして、よく働く時間を選べるという点が挙げられます。実際24時間営業のところもあり勤務時間や時間帯は比較的自由に選ぶことができますが、やはりコールセンターの側からすると、より沢山シフトに入ってくれる人の方がありがたいというのが本音です。土日や夜間などにシフトに入れるのであればそうした点もアピールしていくと良いでしょう。

まとめ

自己PRを書く際は、まず書くべき内容を整理して順序立てて書いていきましょう。未経験者の場合、採用側もそれほど高いレベルを求めているわけではありません。一貫した文章を書き、「やる気」さえ伝われば採用ラインには到達します。

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